『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』
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固定資産が生まれたのは、イギリスの最初の鉄道会社から。 支出ベースで計上するのではなく、数期に分けて費用計上を行うという考え方が出てきた。
減価償却によって費用が平準化される。
鉄道業ではイギリスなどからアメリカに投資資金が流れた。アメリカはバランスシートの右側で資金の調達を行い、次にアメリカはその資金を鉄道業へ投資する。鉄道は東部から西部へと建設が進んだ。
この運用の投資・回収がうまくいって利益が出れば、右側の出資者に利息配当が支払われる。
「イギリスのお金がアメリカの鉄道へ」
「右の調達から左の運用へ」
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ファイナンスの狙いは、「会社の価値」を明らかにすること。
会社を買うことは、その会社から生まれるキャッシュを買う、ということ。
会社の価値
①企業買収後の将来キャッシュフローを見積もる。
②将来キャッシュフローを現在価値に割引計算する。
この2つのプロセスによって、理論的に企業価値を計算するのがファイナンス。